 
70年代不滅の光を放ったN.Y.のライヴハウス「ボトムライン」、その名義をライセンス契約で掲げるのが名古屋ボトムライン。
      こちらも90年代ビッグアーティストを次々とブッキングした名古屋の名門。
      ここが、HEAVENESE初の国内ツアーで、記念すべき第一歩目を踏み出す場となりました。
    昨年NYツアーを大成功させたHEAVENESEにふさわしい場所です。
杉本店長始めスタッフの皆さんが、ポスター、チラシを作って下さる完全バックアップ体勢。
        メンバーのバス移動の疲れも、貼られているポスター一枚で奮い立ちます。これがツアーの醍醐味。
津軽三味線カナミは名古屋出身、この日もご家族含め同級生も駆けつけました。
          そして、何と言っても前日のストリートでチラシを受け取り「面白そうだ」と来て下さったお客様。
          この出会いが、名古屋HEAVENESEのストーリーを産み出すのです。
          沢山の来場に心から感謝します。
ミステリアスな雰囲気の中、日本の心の「静」からHEAVENESEのショーは始まります。
  忍者チームタドタのリーダー門田司が、今回はハマり過ぎてる侍姿で初登場。
  所作を通して武士道を表現。そして、今回初めてベールを脱いだ侍と忍者の戦い。
  この戦いは「忠誠心」を表しています。
  その戦いに、尾張名古屋、天下人の威光がオーバーラップ!?
一転して静から動へ。世界中どこの会場でも先手必勝とばかりにたたみかける、アゲアゲの2曲。
  オーディエンスとの距離をいっきに引き寄せた瞬間。
  初めての会場で、この時間こそが全てを決めると言っても過言ではないのです。
伊勢神宮の風日祈宮での体験を綴った曲。
  いっきに名古屋をホームにしたHEAVENESE。マレのトークがその絆を強固な物にします。
  「日本と言えばお伊勢参り・・・」
  いつもの風日祈宮の振り付けを名古屋の皆さんもやってくれました、早々に会場が一つになりました。
徳川江戸幕府から維新の時代に、儚く散った花魁のストーリーからインスパイアされた楽曲。
  7月の六本木ブルーシアター公演で初演され大好評となりました。
  クラシックな作りのボトムラインに浮かび上がる妖艶な輝き。
  新井風味のダンサーを中心に、HEAVENESE女性メンバーによるステージングは、HEAVENESEの新境地なのです。
 
海外オーディエンスを熱狂させたツイン三味線パフォーマンスが見事に凱旋。
  二人が回転するプレイスタイルはHEAVENESEの振り付け担当HIDETOMOが生み出したもの。すっかり彼女たちのスタイルとして定着しています。
エンターテイメントの世界では、名古屋のお客様は難しい(新しい物を簡単に受け入れてくれない)というのが定説ですが、
  一体どこにそんな話しがあるのでしょう!?ステージ狭しと飛び回る忍者アクロバットにも歓声が上がります。
 
どこよりも早く名古屋でベールを脱いだHEAVENESEの新曲、そしてイスラエルの国民的ヒットナンバー「Mi'Ma'amakim(ミママアキム)」
  新鮮で、しかし、どこか懐かしい旋律に一同が聴き入ります。歴史的瞬間です。この曲が、今回のツアーを導く灯火となるでしょう。
中近東風の衣装に身を包みステージ中央で舞うHIROKO(振り付けも担当)のダンスが
  オリジナル曲の世界を広げてくれました。
  切れのあるHRIKOのダンスは必見です。
HEAVENESE公演の魅力の一つはマレが語るご当地歴史トーク。
  ぞれぞれの場所にゆかりのある偉人たちの魂が音楽と解け合って、日本の心を紡ぎ出します。
  この日は「名古屋発展の父」と呼ばれるスケールの大きい実業家「福沢桃介」のストーリーが語られました。
  そして、HEAVENESEの代表曲「生まれる前にいた場所へ」と続いた流れは、毎週水曜日に行われている
  トークLIVE「HEAVENESE BRIDGE」そのものです。
  エンターテイメントでありながら、教育的要素も持ち合わせる、まさに「エデュテーメント」の真骨頂。
地元CBCラジオの名物番組でオンエアされたHEAVENESE 3rdシングル「生まれる前にいた場所へ」を、DJつボイノリヲ氏は「日本を越えてアジアを思わせる」と表現しました。
  実は東京MXテレビ社長も同じような感想を語られています、アジアと言えば前作「シルクロード」がテーマなのですが、共通する世界観を放ってる曲なのでしょう。
  この曲がツアー翌日、大きな奇跡の光景を産み出します。
HEAVENESEのレーベルプロデューサーであるSheila Eが、いい曲があると歌ってくれたことがきっかけで、7月のブルーシアター公演で初めて演奏された曲。
  数年前アメリカでもっともヒットしたコンテンポラリーゴスペルの名曲。それを和の心とテイストでアレンジして、久美子が歌い上げました。
  人生の苦難に直面した人が、その中で希望を見出すというゴスペルの神髄のような素晴らし歌詞をそのまま英語で。スクリーン映し出される字幕が心にしみてきます。
歌詞とアレンジが全く新しく生まれ変わったマレのソロ時代からのオリジナル曲。
  HEAVENESEのメッセージ性を強く印象づけるものとなっています。
  メッセージ性の強い楽曲を、たたみかけるように2曲続けて歌い上げるツインボーカルのマレ&KUMIKO.
  タイプの異なる二人のリードボーカルがあってこそ可能になるダイナミックなバリエーション。
  これもEAVENESEの魅力の一つです。
 
歌詞とアレンジが全く新しく生まれ変わったマレのソロ時代からのオリジナル曲。
  HEAVENESEのメッセージ性を強く印象づけるものとなっています。
  メッセージ性の強い楽曲を、たたみかけるように2曲続けて歌い上げるツインボーカルのマレ&KUMIKO.
  タイプの異なる二人のリードボーカルがあってこそ可能になるダイナミックなバリエーション。
  これもEAVENESEの魅力の一つです。
 
この日の公演には太鼓奏者の一人Makotoが欠席。
  しかし、それを感じさせないHEAVENESEの太鼓演奏。イスラエルでもアメリカでも太鼓は人々の心を揺さぶりました。
  そして名古屋でもはやり太鼓は心にしっかり響いてました。
会場には名古屋近郊、そして岐阜からも駆けつけて下さったというヘブライ語教師の先生も、イスラエルツアーでの話しに深い感銘をして下さいました。
  東京と大阪の間にある名古屋は、日本のポップス文化の中で独特の存在感を持ってます。
  それはもしかしたら、かつて日本を動かした尾張名古屋の歴史的影響が、エンターテイメントの世界に残っているのではないでしょうか。
  全体的には、落ち着いたアダルトなステージ構成だった初の名古屋ライブ。
  世界の中心地エルサレムから、日本の中心名古屋にHEAVENESEはこの日、立つことが出来ました。
  改めて名古屋ボトムライン始め、関係各者様、そして会場に集まって下さったお客様に心よりお礼申し上げます!