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L.A. Tour 大成功!  【ツアーダイジェストレポート】

HEAVENESEの記念すべき第1回L.A.ツアーは、大盛況のうちに幕を閉じました。
陸前高田市から後援をいただいた今回のツアー、『Don't Forget Japan』と銘打っての7公演は、トータルで6000人以上の動員をもたらし、メンバー本人たちも驚くほどの大反響を巻き起こしました。

HEAVENESEの米国での未来を占う最初のツアーは、彼らにとってはチャンレジでありお披露目でもあります。
ゴスペルの本場であるアメリカの教会で受け入れられるかどうかは、今後の彼らの活動の命運を分けるもの。
大和魂を歌い上げる和製ゴスペルを、アメリカ社会はどう受け止めるのか。
そんな壮大なチャレンジが11月2日、初日公演の場所、L.A.郊外のLa Habra市にあるCalvary Chapel La Habraからスタートしたのでした。

初日公演前日、La Habraで行われたリハーサルには、マレ&クミコの友人であるサックス奏者カーク・ウェイラムが、わざわざ自分の公演の日程を延長して応援に駆けつけてくれました。

Calvary Chapel La Habra
Calvary Chapel と言えば、CCMという音楽を誕生させた歴史的なイエス革命の舞台となった教会。その一つであるCalvary Chapel La HabraにおいてHEAVENESEのLAツアー初日の幕がきって落とされました。
果たして人は来るのか。演奏やステージから放たれるメッセージは受け入れられるのか・・・期待と不安の中で迎えた初日。
   

ちょうど日本は文化の日と重なり、現地時間午後7時の開演は、日本時間の午前11時。
KICK BACK CAFEにはネットを通してストリーミングされるライブ映像を観ようと、常連のお客様を中心に人があふれました。

 

午後6時半過ぎ、広大な駐車場スペースを有する敷地には、次から次へと車がやってきます。
収容キャパを超えるほどの車の数に、駐車場係の方はうれしい悲鳴をあげているという知らせが届きました。ふたを開けてみれば、初演は約750名ほどの来場者がつめかけ会場は満員に。

「人々がこんなにエキサイトしたのを見たことがない」 
そんな感想を漏らしたこの教会のスタッフがいたほど、人々は熱狂的にHEAVENESEを迎えてくれました。

この日から6日連続公演。そしてTV出演のために中1日あけてのファイナルまでの全7公演に向けてのHEAVENESEの快進撃はスタートしたのです。

ツアー日程
11/2 Calvary Chapel La Habra (La Habra)
11/3 New Vision Church (Inglewood)
11/4 New Christ Memorial Church (San Fernando)
11/5 Calvary Chapel Montebello (Montebello)
11/6 Bible Enrichment Fellowship
    International Church (Inglewood)
11/7 True Vine Baptist Church (Inglewood)
11/9 Calvary Chapel Chino Valley (Chino)


HEAVENESEには、教会というアメリカ社会の深部に根ざすステージが用意されているところが強みです。
その強みをいかし、今回のツアーでは、日本からの観光客が絶対によりつかない黒人コミュニティーのInglewoodでの3公演が組まれるなど、LA社会の深部へといきなりのデビューです。

また、ヒスパニック系ギャングの発祥の地であるEast LAのMontebello。さらには、LA郊外の田園風景が広がる、ショービジネスとは無縁のこれまたヒスパニックコミュニティーChino Valley。

白人教会から幕を開け、完全なる黒人教会、そしてヒスパニック系教会と、観光旅行では決して味わえないDEEP LAを網羅する形のHEAVENESE LA Tourは、人種によって全くことなる反応を満喫する形で、7公演でトータル約6000人の来場者を数え、大成功の内に幕を閉じたのです。



New Vision Church


New Christ Memorial Church


Calvary Chapel Montebello


Bible Enrichment Fellowship Int'l Church

True Vine Baptist Church

Calvary Chapel Chino Valley

黒人たちの熱狂は、初日の白人系教会とは全くことなり、そのエネルギーレベルは桁はずれです。
バラードで感極まって立ち上がったりする姿は日本では決して見られません。

今回のツアーで、メンバーを最も驚かせたのは、一番小さな会場だったInglewoodの教会に、なんとクインシー・ジョーンズが観に来たり、その他にも大物プロデューサーが二人も見に来て、ショーを絶賛してくれたことです。このようなことが起こるとは、誰も想像もしていなかったことです。しかも、ファンシーなノキアシアターのような大会場ではなく、それがInglewoodの小さな黒人教会であったということが、まさにリアルアメリカの体験でもありました。

また、ブラックコミュニティーでは、『マレは黒人のようにプリーチングする』と、完全に受け容れられていました。

 

今回のLAツアーでHEAVENESEのブッキングのサポートをしてくれたのは、モータウンの大御所でMusic Icon, ブリンキー・ウィリアムス。マレ&クミコとの付き合いは、彼女がハリウッドクワイアを引き連れて来日した2000年から。二人を心の底から応援してくれている友人の一人です。
LAツアーコーディネイト、及びマネジメントとして協力してくれたのが、シーラ E.のマネジメントオフィス、Heaven Productions Music。シーラ E.はHEAVENESEのステージ制作にも全面的に協力してくれています。
すべてはアンドレから始まったと言っても過言ではりません。HEAVENESEのプロデューサーであり、今年、グラミー賞のベストゴスペルアルバム部門でノミネートされたゴスペル界のドンアンドレ・クラウチ。
New Christ Memorial Churchでのライブでは、自らHEAVENESEを紹介してくれました。
彼の存在なくしてHEAVENESEはありません。

 

終演後はサインを求める人々の列。そして、日本から持っていったCDはあっという間に売り切れ。ファイナル公演のために急遽空輸されたCDも5分で完売。
日本以上にCDが売れないアメリカで、飛ぶように売れていくCDを観ながら、関係者は「信じられない」とつぶやきました。
もちろん、当のメンバーたちが一番信じられないのです。




最も驚かされたのは、子供たちがHEAVENESEに熱狂したことです。
特に、HEAVENESEの衣装は子供たちに大人気で、まるでヒーローを観るような目でメンバーたちを見上げていました。

どの会場にも、他の場所でHEAVENESEをすでに観たという人たちが、友人や家族を連れて再来場しているケースが目立ち、中には全会場におっかけをやっている人もいたほどです。


そしてファイナルのChino Valleyでは、2500席の会場が超満員。
入りきれなかった人々は、バンケットルームに設置されたスクリーンでライブを観なければならないほどだったのです。
2500人以上の人々が詰めかけたライブは、まさにファイナルに相応しいものとなりました。

HEAVENESE行く所にKICK BACK CAFEあり!
アメリカにもモバイルKBC登場!



5つの会場でオリジナルフード、ドリンク、デザートを提供し、
メニューはどれも大好評でした。



 

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