昨年秋の黒崎神社奉納演奏は、HEAVENESEにとって新境地であり大事な一歩となりました。 
       
      日本人の古来からある信仰心の拠り所、そして地域社会の要となる神社で、ライヴ演奏を奉納するという行為は、まさしくジャパニーズ・ゴスペルを標榜して来たHEAVENESEならではのもの。 
       
      「人生でこれ以上神聖な気持ちになることはないだろう」(マレ)とさえ思った黒崎神社以来、再び奉納演奏の機会が与えられたのが、今回の金王八幡宮 金王さくら祭でした。
      
        
          渋谷駅東口から歩いて5分、渋谷警察署のそばにある金王八幡宮神社は、まさしく都会のオアシス。 
渋谷にこんな所があったのか、と誰もが驚く静寂の場、澄み渡った空気と、自然の生命力溢れる、癒しの空間です。 | 
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          ここで毎年開かれる金王丸祭式典とお花見祭りの場で、HEAVENESEに奉納演奏をして欲しいという依頼をいただきました。 
          取り次いでくれたのは、日本の和心(わごころ)を音楽、アートで発信していきたいというグループ『魂の輪プロジェクト』。 
奇しくもHEAVENESEが提唱する大和魂ライヴ同様、大和魂という言葉にこだわる代表の浅野さん。 
志(こころざし)を同じくする彼と巡り会えたのも、偶然ではないでしょう。  | 
         
       
      
        
          会場には、大和魂プロジェクトでつながった各種団体の工夫を凝らした屋台が並びます。 
縁日の楽しさプラス、こだわりのお店と出会える素敵な空間。 
そして、HEAVENESEの演奏場所は神楽殿。 
ゴスペル神楽がついに実現しました! | 
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      初日 3月31日(土)
      
        
          この日は、午後からはあいにくの荒天。 
ニュースでも話題になる程の春の嵐が吹き荒れてしまいました。 
午前中の神事は滞りなかったものの、昼を過ぎて断続的な雨と強風が吹き荒れ、遂に屋台のテントが倒れてしまったのです。 
 
これは危険だと、一時は全てのプログラムが中止されようとしていたところへ、多くのHEAVENESEファンが金王神社に集まり始めました。 
 
HEAVENESEリーダーマレの「雨が降ろうが槍が降ろうが、最高の物を捧げるというのが奉納演奏の精神。主催者さえ良ければ、我々は演奏をさせてもらいたい」という言葉に、金王神社が応えて下さり、HEAVENESEライヴのみは予定通り行われる事になりました。 | 
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          午後4時10分、降りしきる雨の中サウンドチェックが行われ、 
          バンドメンバーが神楽に立ち並びます。 
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          神社スタッフの方々も、泥でぬかるんだ神楽前にシートを敷いて下さいました。 | 
         
       
      そして、予定よりもやや遅れた4時20分演奏開始。 
        するとオーディエンスの傘が1本、また1本と閉じられていきます。そうです、演奏と同時に雨が止んだのです! 
           
           
          
 
        驚いた事に、奉納演奏中は雨が降る事はありませんでした。 
         
        まさしく神がかったステージを体験してしまったオーディエンスと、ミュージシャン達。 
        彼らの神妙な表情が全てを物語っています。 
         
         
          
      雨にも関わらずライヴ開催を信じて集まって下さった皆さん。 
        そして、奉納演奏という事に真っ向から取り組んだHEAVENESEと、その心意気に応えてくれた金王神社。 
      そんな3者の気持ちが一つになって実現したミラクルなステージ。 
      
        
          「今日は、信じる心の強さを見せてもらいました」 
          金王神社関係者の方から頂いたこの言葉。 
          やはり、神社はHEAVENESEの音楽を捧げるべき場所だったのです。  | 
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      2日目 4月1日(日)
       
      あまりにも劇的な天候の変化を見せた前日とうって変わって、この日は朝から晴天。 
本来のお祭りムードが金王神社に戻ってきました。 
   
屋台の焼き鳥、ゲームコーナー、そこに混じってキックバックカフェもオープン。 
祭り会場には意外な存在のスィーツが大好評でした。
    
  江戸の三名桜に数えられ、指定天然記念物でもある金王桜。 
        これを愛でるお花見祭りだったのですが、昨日までの寒空の為、残念ながら満開とはなりませんでした。 
      しかし、会場にはシートも敷かれ花見酒も振る舞われ、青空のもと宴会は和やかに開かれました。 
      
        
          社務所(しゃむしょ)も解放され、境内には野点コーナーもあったりと、至れり尽くせりの金王桜まつり。 
元来、神社とはこのように地域の人達のコミニュケーションの場所だったのです。 | 
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          神楽殿では、埼玉を拠点に活動する、富士見太鼓の会の皆さんの迫力の演奏。 
そして、琴、笛の邦楽演奏。さらに子供達による狂言(初めて生で観ました!)等、様々な演目が繰り広げられました。 
(神主さんも歌ったカラオケ大会も、盛り上がりましたね!)  | 
         
       
       
      午後1時頃、前日とはまた違ったお祭りモードのHEAVENESEが登場! 
        
          
                
       
                 
          
      とにかく、渋谷のど真ん中で、こんなに気持ち良く演奏が出来る屋外ステージがあることが驚きでした。 
そして、金王神社の皆さんと、これほどまでに友情を感じながら演奏を出来た事に、心から感謝です。 
 
        
          「金王桜まつりで、HEAVENESEが奇跡をみせてくれました、次は僕達が奇跡を起こす番です!」と、現代日本に和の心をリバイバルさせる決心を、熱く熱く語ってくれたのは、大和魂プロジェクトの浅野さん。 
              この人の情熱なしでは実現しなかった今回のライヴ。 
               
          御鎮座920年、渋谷発祥の地である金王神社で、HEAVENESEはまた一つ大切な演奏者の魂を授かりました。  | 
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