HEAVENESEのミニライブに続き、DJタイガーとMarreの掛け合いトーク。
そして、クライマックトークに、ゲストの城内実氏登場!!!
冒頭、彼が話し出したのは、政治の話しではなく、自身の習慣である「みそぎ」についてでした。
1995年、小泉政権下で行われた優先民営化選挙に反対し、安倍さんの説得にも応じず造反。
結果として、自民党から刺客である片山さつきを同じ選挙区内におくられ、僅差で落選。
それから4年の長い浪人生活の中で見出した「日本古来の素晴らしさ」について、語り始めたのです。
以前は、今思えば、保守といっても、頭の理解で「いけいけ」だった。
でも、あの体験の中で見つけた「神道的」な本来の日本人の道や心を今は大切にしたい。
お金や力ではなく、道徳や文化という日本の素晴らしさこそが強みだと思うと。
そして日本の素晴らしさとして三つをあげていましたよ。
一つ目は「お国柄」つまり国体ですね。万世一系の皇室があり、しかも天皇陛下というのは権力者ではなく、
権威の象徴として存在している。外務省でドイツに勤務していた時代、総理大臣や天皇陛下の通訳をやられていた経験から、陛下の圧倒的なオーラやお人柄、そして驚くべき配慮の方であるというエピソードを紹介してくれました。
二つ目は国語。つまり日本語です。
他の言語では表現することが難しい微妙な世界観を表現できる言語。
神々の世界から降ってきたかと思えるような美しさなど、日本語の素晴らしさを語ってくれました。
聴衆に、万葉集を読んで見るなど、古い日本語に触れることを勧めていましたよ。
そして三つ目は、日本の国土。指揮折々の素晴らしさや、豊かな自然、そして水が飲めることのありがたさ。
大声を上げることもなく、
肩に力を入れることもなく、
ときどきジョークを飛ばし(あまりうけなかったと悔しがってました)、
日本精神にフォーカスしたメッセージでした。
後半Marreとのトークセッションがありました。
Marreが、城内実氏が外務大臣政務官だった2013年に発生したアルジェリアの天然ガス施設でのテロ事件の際、
人質になった日本人救出のために、速やかに現地入りして、陣頭指揮をとったときの秘話について質問。
それに対し、「言えないことがほとんどですが」と前置きしながら、
さりげなく、「生きて帰れないのかなと思った」と。
「人質解放の交渉の際には、人質交換などの条件を出されることがあるが、その場合、自分しかいなかった」と。
偉ぶるのでもなく「たまたま自分の役職がそうだっただけです」と言いながらも、命をかける場面に直面した
緊張感が会場を包みました。
結果としてアルジェリアはテロとは一切交渉をしないという姿勢であったことで、
日本人の犠牲者も出た残念な結果になったことは、周知のことですね。
自民党を宜しくお願いしますとか、城内実事務所を応援してくださいなどの発言は一切なく、
日本精神についてのまっすぐなもので、
政治集会ではない「HEAVENESE BRIDGE」ならではの有意義なメッセージでした。
集まった方々は、このような方が政治家であることに希望を持ったなど、
城内氏の見つめている「視点」や、大切にしている「心」に感激している様子でした。
城内氏も、次回を楽しみにしていると仰って下さいましたので、
次の機会をお楽しみに。