京都BRIDGE再び

今年3月に実現したHEAVENESE京都参りも早くも第2弾が決定。

場所は同じ河原町三条クラブ、そしてアイドルグループPurpure☆も駆けつけます!
前回みせた大きな可能性を今回開花させますよ、関西の皆様チケット予約お急ぎ下さい。

8月30日(日)京都BRIDGE
HEAVENESE BRIDGE the 70th Trilogy Japan

出演:石井希尚、HEAVENESE、Purpure☆(ゲスト)
会場:京都河原町三条クラブ http://yoyaku.sdx.co.jp/pc/shopinfo_45600.html
時間:15:30開場/17:00開演
料金:一般:前売り¥3000/当日¥3500
小中高:前売り¥1500/当日¥2000
※ドリンク代別途¥500 未就学児童無料 全席自由
※チケットお問い合わせ コミティッド 03-3326-8587

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HEAVENESEリーダーマレ手記         「パラオの大和魂 ②」

パラオを植民地支配から救った日本

1920年、パラオでは国際連盟の委任統治による日本統治時代が始まった。
それ以前のパラオはどうだったのかと言えば、
①で言ったとおり、1899年以来ドイツの「植民地」だった。

その前は、1885年からスペインの植民地だった。
スペインはイギリスとの植民地争奪戦に勝利し、勝手にパラオを領土にし
てしまったのだ。
しかしその後、アメリカとの戦争で疲弊したスペインは、財政的な事情
から、パラオをドイツに売ってしまう。
不幸なことに、パラオは、ヨーロッパの大国間で売り買いされたという不
遇の歴史を持つ。

国そのものが、売り買いされるなんていうのは、ちょっと我々の感覚では
理解できないが、これが、15世紀の大航海時代以降、ヨーロッパ人たち
がしてきたことだ。

他国を侵略し、勝手に自国の領有として、そこにある権益を自分たちのも
のにしてしまうという植民地主義が、海という天然の防波堤に守られてき
た島々にも押し寄せてきた。
これによって、どれほど多くの国々が悲惨な目に遭ってきたことか。

パラオには、遺跡などの手がかりによれば2000年前あたりから人が住
んでいたという。
南の島の平和と独自の文化は、ヨーロッパ人がくるまでは守られていたの
だ。
しかし、15世紀の大航海時代の到来は、南の島々にとっては破壊の始まり
となった。

15世紀以降、ヨーロッパ人たちがやってくると、鉄砲が持ち込まれ、力に
よる支配が始まる。
鉄砲だけでなく、天然痘も持ち込まれた。
4万人以上いたパラオの人口は、一挙に5000人まで減少してしまう。
人口のおよそ90%が死に絶えたのだ。恐ろしいことである。

ドイツ時代も、スペイン時代と同様、愚民政策がとられた。
教育は殆どを行わなかったということだ。インテリはいらない。賢くない
人の方が支配しやすいからだ。
パラオ発展のために絶対に必要な、水道や道路などのインフラ整備も行な
われず、病院や学校もパラオ人のために整備されることはなかった。
ヨーロッパ諸国が支配した植民地はみなどこも同じようなものだったこと
はよく知られている。

ヨーロッパの発展は、植民地における、資源の一方的な収奪によるものだ。
植民地の資源は吸い上げられ、その国の人々が働いても働いても自国は富
まず、国力が衰退していった。
それがヨーロッパの繁栄を支えたということになる。
その結果、文化の破壊がおこり、壊滅的な影響をうけた国々が多い。
今も、かつてヨーロッパの植民地だった多くの国々は内戦や貧困で苦しみ
「途上国」と呼ばれる憂き目にあっている。

しかし、有色人種国家で、世界で唯一、当時の欧米列強の植民地とならな
かった国がある。

それが日本だ。

日本は、開国以降、彗星のごとく列強支配の世界に現れた。
絶対に負けないと信じられていたロシアのバルチック艦隊を殲滅させ、超
大国ロシアを破った。

日本が日露戦争に勝利したことは、白人が支配していた歴史の終わり
を意味した。大航海時代以降の、白人至上主義的世界の終焉は、日本によ
ってもたらされたものだ。
これは世界史の重大な転換点で、日本がその大きな役割を果たしたことは
日本人は知らなければいけない。

だから、第一次世界大戦が終わったとき、日本は欧米列強と肩を並べる国と
して存在していた。
それまで、世界中に植民地をつくり、派遣争いを展開し、世界地図を書き換
えてきた西洋列強のただ中にあって、ただ一国、東洋人の国として、日本は
彼らが無視できない国へと上り詰めていた。

日本は有色人であれながら、白人至上主義者たちと肩を並べる世界秩序構築
の一翼を担う国となっていたのだ。

だから国際連盟は、日本にパラオの委任統治を任せた。
考えて見れば、白人国家であるドイツの植民地を、日本が委任統治するよう
になったという事実は、それまでの歴史からは考えられないことだ。

そして、この日本時代がパラオを救った。
日本は、①で述べたように、委任統治と植民地とを履き違えることもなく、
真心を尽くしてパラオ発展のために尽くしたからだ。
西洋の植民地主義によって深く傷ついていた南洋の島国を、日本は根底から
立て直したのだ。

日本は、パラオから搾取しなかった。
パラオ人を奴隷のように扱わなかった。
日本は、国家予算を捻出し、国家の威信をかけて、パラオを復興させたので
あった。

日本によって殖産産業が興された。
缶詰工場やビール工場も作られ、日本から多くの熟練資した技術者が現地の
人々を指導した。

むち打って働かせるのではなく、日本人は自ら現場に出て、仕事を見せ、共
に働いた。
パラオの人々は、このようなことは見たことがなかった。

日本人の真面目さとパラオ発展のために尽くす姿に、純朴なパラオの人々は、
傷ついた心を開き、信頼関係が築かれるようになっていった。

日本は、それまで一度もなされなかったことをした。
パラオ人全てに伝染病の予防接種を受けさせた。
これは「日本国民」として彼らを扱ったという意味だ。
日本式の学校も整備され、現地の子供たちは、日本人と一緒に学んだ。
パラオは、日本人の心をわけた故郷の一部となっていった。

日本統治時代の31年間はパラオ人にとって、夢のような裕福で平和な時代
だったのだ。当時を偲び、彼らは言う。

唱歌の時間がほんとに楽しかった。
「ハトポッポ」「昔々浦島は」 「もしもし亀よ」
「桃太郎さん」「白地に赤く」とか教えてもらいました…。

おとぎ話もたくさん習いました。
例えば「サルカニ合戦」「桃太郎」「舌きり雀」「亀と兎」なんかでした
ね。

日本の先生は良い心をもった先生だった。日本人に責任感を教えてもらったこ
とがいちばん良かった。

この時代があったから、パラオは後に独立することができた。
15世紀中期以降、何百年もの間、白人至上主義の犠牲になり、主権国家とし
ての体を成すこともなく、民族の誇りさえ持ち得ない環境で生きてきた純朴
な人々たちの島を、立派な国に立ち直らせた功績は、少しばかり日本人が誇り
に感じても罰は当たらないだろう。

他ならぬパラオ人は、今もこれを感謝している。
だから、パラオは世界で一番の親日国家なのだ。

③につづく
毎週こういう話をしているが、来週水曜日は、羽田空港TIAT SKY HALLで
昭和の日スペシャル開催。お時間のある方はぜひ。

http://www.heavenese.jp/index_j.html

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新年度HEAVENESE始動!

いよいよ新年度HEAVENESE始動!
4月29日HEAVENESE BRIDGE@羽田空港
『昭和の日スペシャル!』
建国記念日スペシャルが大好評だったTIAT SKY HALLにて。

コンサートとトークショーがドッキング。
全く新しいタイプ のエジュテイメント!
伝えたいのは日本の心。
キックバックカフェも出店します。
美味しい食事&スイーツとHEAVENESEで心もお腹も満たされる!
お見逃しなく!
 HEAVENESE BRIDGE 昭和の日SP@羽田空港「Be a real Japanese!」
日時:2015年4月29日(水祝)
場所:TIAT SKY HALL(羽田空港4F 多目的ホール)
出演:石井希尚、HEAVENESE
時間:開場17:00 開演17:30
料金:一般:前売り 3,000円/当日 3,500円 小中高:前売り 1,500円/当日 2,000円
※要ドリンク代別途 600円 ※全席自由・消費税込
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リーダー・マレ手記「キム・ブレル」

アンドレの追悼コンサートで、HEAVENESEの少し後に登場したのが、キム・ブレル。少し前にNHKのBSでも取り上げられていたゴスペル界のすごすぎる人。
大御所というよりも、比較的新しい人なんだけど、とにかく会場は彼女がうたったFaithのあと、みんな心を打たれ何も話せないという感じになっていました。
Faithっていうのは、もちろんアンドレの曲でアルバムでも彼女が歌ってるものです。faithっていうのは訳せば「信仰」ですね。
テーマは、新約聖書の言葉で「信仰がなければ神に喜ばれることはできません」という箇所を歌にしたものなんです。
信じる心の大切さを歌っている曲ですね。
これを、キむ・ブレルがうたってるわけですが、これこそ「ゴスペル」という感じです。
日本人には絶対にまねできないですね。というよりも、アフリカン・アメリカンじゃないと無理じゃないかなと思います。
彼女のパーフェクとなピッチは、人間業とは思えないです。メロディーをくずしてうたうことを英語では、ラン、というのですが、このランが、まるで機械でやってるぐらい完璧です。
アメリカのエンターテイメント業界で、生で口パクじゃなく歌って聞くにたえるのはゴスペル出身のシンガーだと言われてます。
しかし、この彼女は半端じゃないです。
シーラは、彼女が終わったら、もう帰ろうかと思った程だったと言ってました。
ぜひお聞きください。
ランをするときも、直立不動のまま、普通にやっちゃいます。
すごすぎです。
それと、彼女の歌には魂が入っています。
信じていることを歌っているからなんですね。
彼女自身、みずからチャーチを始めた人。
まさに信仰があるんですね。
日本でゴスペルはやって、ゴスペルクワイアだとかゴスペル教室だとかに通っている人がいたり、意味もわからず、同じような仕草をまねしてハレルヤとか言ってる人たちがいますが、こちらのアフリカ系アメリカ人からは、「コピー」だと思われてるんですね。
なにやってんの?っていう感じです。
これは文化なんです。彼ら歌い方、仕草。これは彼らの日常そのものなんですね。
それをまねしても、何も伝わりませんよね。
そういうことを考えさせてくれるのに十分すぎるほどの、圧倒的な力が彼女の歌にはあります。
ぜひご覧下さい。