リーダー・マレ手記「オール・スター・ゴスペル」

Stevie Wonder pays tribute to Andrae Crouch @ celebration of life concert.

スティーヴィー・ワンダーがアンドレ・クラウチの葬儀に登場して、アンドレの最も有名な曲の一つ「Soon and very soon」をソウルフルに歌い上げています。
この曲はかなり有名で、マイケル・ジャクソンの葬儀のとき、マイケルの棺が舞台に登場したときにも歌われていたものです。
マイケルの葬儀のときに、ステージに乗っていたクワイアは、アンドレ・クラウチ・クワイアで、アンドレ自身はピアノを弾いていました。指揮をしていたのは、双子の妹のサンドラ・クラウチ。
アンドレが、マイケルの葬儀全体の、クワイアのプロデュースをやったんですよ。日本では、あまり知られていないことですが。

舞台には、実はHEAVENESEにゆかりのある顔ぶれが多くいました。あのとき、まだマレ&クミコがロスにいたら、クミコもクワイアにのっていたでしょう。
あの葬儀で、日本人みたいな顔してる女性がソロをとってるけれども「あれは誰だ!」と話題になりましたね。
「THIS IS IT」でもずいぶん露出されて有名になりました。
彼女はジュディス・ヒルというハーフ日本人。
彼女を見いだしたのも、アンドレなんですよ。
もちろん、ジュディスも、アンドレの葬儀の際のクワイアにいました。
アンドレというのは、アメリカの音楽業界では、絶大なる信頼を得ていたレジェンドです。その彼がHEAVENESEをプロデュースしてくれなかったら、今のHEAVENESEはありません。
今回の葬儀は、アメリカでは「オール・スター・ゴスペル」と評されている凄まじいほどの顔ぶれだったので、ジュディスはかすんでしまいます。やむを得ないことですね。
実は、彼女のお母さんは、なんとHEAVENESEのマキと同じ仙川の桐朋学園出身。めちゃくちゃうまいピアニストで、ご主人はベーシスト。二人でキックバックに来てくれたことがあるのです。
ジュディスとは、今回初対面でした。
いずれにしても、スティーヴィーを含むそうそうたる顔ぶれの中、いきなり日本からのゲストということで登場したHEAVENESEは、歌うのでなく「太鼓」を演奏したので、全く異質の音楽が、結果的にものすごいインパクトを与えることとなりました。
プレスの方や、ハリウッドのCMプロデューサーなど、いろいろな方々が、終演後にアプローチして来て下さいました。
また、新しい展開があるかもしれません。
乞うご期待!!!

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